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追憶“Special”法話編2  

「法話編1」の続きです。

2.罰の字句、意味について

 さて、今回の追憶のひとときは「罰について」と題してお話をさせていただきます。これは「バツ」「バチ」と2通りの読み方がありますよね?皆さん、どちらの読みが今回のタイトルだと思いましたか?そうです。お寺での法話ですからね。ここでは「バチについて」と規定してください。
 バチと読んだ場合、人間である私たちが犯した悪事に対して神仏が与える懲らしめを言います。天罰、神罰そして佛罰と熟語されます。それに対して、バツと読む場合は、罪や過ちに対する懲らしめ、仕置きの事をバツと言います。法律を犯した人に科する事を懲罰とも言いますね?先程、幾つか熟語をご紹介しました。今一度、言いますね。

懲罰、天罰、神罰、佛罰(ぶつばち)

あれ?と思いませんか?一つだけ読み方が違いますよね?そうです、バチと読む場合、これは仏さま、但し、死んだ人の事ではありません。インドの今から約3000年前にお出ましになられた佛陀釈尊、お釈迦様が与えられるものを佛罰と言いますが、敢えて読み方が神罰と違うところがミソなんですよ。つまり、仏様ご自身が我々人間に対して懲罰を直接当てられることはないぞという意味が含まれているのでございます。
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 幕末明治に出られた仏教改革者・長松清風日扇聖人という方が、難解な仏教、法華経の教えを五七五七七の和歌にして判り易く教えられた御教歌に「きょろきょろとする故どぶへはまる也 罰は仏がおあてなさらぬ」という面白いものがあります。
仏教では、確かに戒律というものがあり、出家すなわち僧侶、在家信者にそれぞれ戒律がありました。まず、五戒といって、
     1.不殺生戒     2.不偸盗戒
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  3.不邪淫戒    4.不妄語戒    5.不飲酒戒
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まず、もうだめですね。お酒を飲みますから(笑)そして、男性僧侶は二百五十戒、尼さん女性僧侶は五百もの戒律が課せられていたのです。これらは、悟りを開かれた佛陀釈尊が歩まれた人生訓などを御弟子たちが実践をされ、それが何時しか教団のきまり、戒律になったのではないかと思います。しかし、これらのものが御経典つまり修行よりも多くの人にお釈迦様の教え、そしてその極みの真実の教えを流布するために、日本に伝わった仏教、大乗仏教では厳しい戒律を守る事よりも「これだけは外せない」という究極の戒律は、佛陀釈尊の真実の教えを誹謗しない。正しい教えである法華経の教えに背かない、謗法をしないということが今日強調されるようになったのであります。これが今日末法といわれる時代の仏教の唯一の戒律であります。

 このことから、バチとは、真理を悟った佛陀釈尊や第三者が当てるものではなく、因果応報、つまり自分のした行為で他人を傷つけたり、自分勝手な行い、業が周りや自分に影響し報いてきた事物事象を現証として捉えることをバチというのです。判り易く言うと、自分のした行為が明らかに、報いてきた。それをバチと捉えて、自分自身が反省をし、もう二度としない、更生改良を誓って生活をするようにする、懺悔して初めてバチが当たった効果となるのです。
ですから、誰しも罰があたるような目には遭いたくありませんが、そのような捉え方が各々出来れば、社会の上での罰則も必要なくなりますし、死刑制度も廃止出来るのではないでしょうか。

 法華経の教えから、謗法を犯した場合の悪い果報、つまり現実の生活にあらわれる現罰が幾つか説かれています。
ランダムにご紹介しますと、
原因不明の皮膚病(ハンセン病、湿疹)
牙歯疎欠(げしすきかえ)
歯並びに隙間がある 
歯並びが醜い
醜き脣・平める鼻  
唇の形状が醜い
鼻が低い 
手脚繚戻(しゅきゃくりょうらい)
手足が曲がる 
眼目角眸(がんもくかくらい)
斜視 
ロンパリ 
身体臭穢(しんたいしゅうえ) 
身体からの悪臭 
悪瘡(あくそう)=これは悪性の出来物であるがガンや潰瘍等も含まれる
膿血(のうけつ)=くも膜下出血,脳溢血,高血圧など血液・血管系の疾患
水腹(すいふく)=腹部に水が貯まる 肝臓病などで生じる事がある
短気(たんけ)=喘息や悪性の呼吸器系疾患
諸の悪重病あるべし=様々な難治性と呼ばれている疾患等々

これらのものが現実に起こることを現罰といい、他に四種の考え方があります。それは、
1.総罰(広く一般に) 
2.別罰(各々個別に) 
3.顕罰(外に顕れる) 
4.冥罰(知らず知らずのうちに)の4つです。 


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