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宗教新聞掲載  

先日行われた「第3回佛立大学講座」の様子が掲載されましたのでご案内します。
圧縮_佛立大学講座_宗教新聞



 八月二十六日、神奈川県鎌倉市の本門佛立宗 顕証寺(信清宏章住職)の本堂で第三回佛立大学講座が本門佛立宗顕証寺・第三回佛立大学講座実行委員会主催で開催された。テーマは「仏教と瞋恚(しんに)」で、信清宏章住職の挨拶に続いて、一時限目に「怒りをコントロールする」と題して津村明彦氏が講義し、二時限目は「佛教と瞋り(いかり)」との題で福岡日雙上人が法話を行った。
 信清住職は「仏教と各分野のコラボレーションがこの佛立大学講座のコンセプトだ。第三回目の今回は極めて仏教的な意味合いの濃い講座になった。津村氏は怒りのコントロールが専門で、怒りは誰にでもある感情だが、それをもう一度見つめ直さないといけない」と挨拶した。

 一時限目、津村明彦氏は次のように講義した。
 「アンガーマネジメントは一九七〇年代にアメリカで始まった心理トレーニングで、ナオミ・キャンベルやジャスティン・ビーバーなどが実践して安定した芸能活動を続け、NFLのプレイヤーの間では必修のトレーニングになっている。
 アンガーマネジメントの定義は『怒りで後悔しないこと』。怒りは人間にとって自然な感情、防衛本能の一つで、悪いことではない。
 問題となる四つの怒りは、①強度が高い②持続性がある③頻度が高い④攻撃性があるものだ。自分の怒りを自己診断してみると良い。構造的に怒りは第二次感情で、その前に、不安・辛い・痛い・苦しいなどの第一次感情がある。第一次感情が心のコップにたまり、溢れた時に怒りが発生する。だから心のコップを大きくすることが大切だ。自分の最大の怒りを10とすると、今の怒りはどのくらいかを測り、その怒りの温度を下げる呪文、落ち着くことが出来る魔法の言葉(コーピングマントラ)を唱える。私たちを怒らせるものの正体は、コア・ビリーフ「べき」で、それが攻撃されたときに怒りが生じる。「べき」というのは「理想」と「現実」のギャップである。
 アンガーマネジメントには衝動・思考・行動のコントロールの三つの暗号がある。衝動のコントロールは怒りの感情が現れた時に六秒待つこと。怒りを感じた時に一番してはいけないことは「反射」だ。思考のコントロールでは、①許せるゾーン②まぁ許せるゾーン③許せないゾーンの三重丸を考え、その中で許せるゾーンと、まぁ許せるゾーンの丸を大きくしていく。
 大切なのは、怒りの連鎖を断ち切ること。全ての人が自分の感情に責任を持てれば、怒りの連鎖断ち切ることが出来る。相手は基本的に変わらないと思った方がよく、自分が変わればいいだけのことだ」

 二時限目で福岡上人は次のように法話を行った。
 「仏教でいう『三毒』とは、貪(貪欲)・瞋(瞋恚=しんに)・痴(愚痴)。死ぬときに後悔することは、感情に振り回された一生を過ごしたこと、他人に優しくしなかったこと、会いたい人に会っておかなかったこと、自分の生きた証を残さなかったこと、生と死の問題を乗り越えられなかったこと、神仏の教えを知らなかったこと、愛する人に『ありがとう』と伝えなかったことである。怒りは三毒の中の一つで、人をあてにしすぎるから、がっかりしたり、悩んだりする。あてにしなければ、こんなもんだと済ますことができる。若い頃は人に腹を立てていたが、六十歳を超えると自分に腹を立てることが多くなる。
 人は真面目に生きるべきだが、度を超すとしんどいし、付き合う人も大変だ。人は責任感を持って物事を処していくべきだが、度を超すと人との和が取れなくなる。無理せず、楽せず、ほど良く生きる、そういう意味でのいい加減人間になるべきだ。
 日蓮聖人は『瞋恚は善なるに通じる』と語った。お題目『南無妙法蓮華経』は、そのおまじない(マントラ)である。南無妙法蓮華経と唱えるうちに心の苦しさ、腹立たしさもやみ、心が静かに楽になって、知らず図らず罪障を滅する。これはまさに不思議の経の御力であり、祈願はここに成就する」

 その後、霊廟で方波見誠次とB・B・Brothersによるスペシャルライブが行われ、「いとしのエリー」「勝手にシンドバット」などの湘南に因んだ曲が演奏され、参加者を魅了した。そしてパーティータイムの後、閉会した。


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